NetCrunchとは
NetCrunch(ネットクランチ)は、Windows サーバー上で動作するネットワーク監視のソフトウェアです。グラフィカルで分りやすいインターフェースを持つため、直感的な操作で設定することができます。また、1つのライセンスに全ての機能が含まれており、ネットワークの全側面を効率的に監視することが可能です。
デモ動画に関しては日本語版と英語版を用意しています。
以下よりご確認いただけます。
日本語版:
NetCrunchデモ動画~(株式会社 情報工房)
英語版:
NetCrunchデモ動画~(AdRem SoftWare, Inc.)
カタログ ダウンロード (6.41MB)
監視対象の状態を視覚化
NetCrunch のコンソール画面では監視対象をアイコンや一覧として表示できます。監視対象の異常を検出(アラート検知)した時にはアイコンが黄色や赤色に変化しますので、監視対象機器の状況を容易に把握できます。
ネットワーク上の異常検知とアラート通知
NetCrunch は、ネットワークで異常の発生などの状態変化を検知し、イベントログに記録します。イベント(監視項目)は重要度を選択できるので、発生したイベントをレベルごとに管理することができます。また、イベントが発生した際にはメール通知やプログラム/スクリプトの実行など、多彩なアラートアクションを利用して管理者に通知することができます。
◎ アラートアクションを利用した警告灯システムとの連携
ネットワーク監視表示灯 NHシリーズ(株式会社パトライト)
ネットワーク接続マップ
NetCrunch は監視対象のネットワーク機器から取得する情報によりネットワークの接続マップを自動作成できます。作成されたマップを手動操作で編集することも可能です。
パフォーマンスデータの収集
NetCrunch は監視対象が持つパフォーマンスデータを取得できます。データの収集には、監視対象に搭載されているSNMP エージェントを利用できるほか、一部のOS (Windows/Linux/Mac OS X/BSD/Solaris/VMware ESX/ESXi)に関してはエージェントレスでの対応も可能です。さらに、NetFlow/sFlow トラフィックのデータ収集も行えます。
収集したデータは画面上で確認できるだけでなく、レポートとして出力することや、しきい値を設定して違反時にアラート通知することも可能です。
リモート端末からの操作・確認
NetCrunch の設定は、専用のコンソールにて行います。リモート環境上にあるWindows 端末にコンソールをインストールすることで、NetCrunch サーバーと離れた場所から設定することが可能です。
参照系の操作のみとなりますが、Web ブラウザからのアクセスにも対応しており、リモート端末から簡単にネットワークの状態を確認することができます。この場合、ユーザーによって異なる閲覧範囲を設定することもできます。スマートフォンやタブレット端末からのアクセスにも対応しており、ネットワークの状態の概要を確認することもできます。
また、パフォーマンスの表示に特化した機能として、GrafCrunch (グラフクランチ)がございます。GrafCrunch は、オープンソースのパフォーマンス可視化プロジェクトGrafana のフォークです。GrafCrunch とNetCrunch を連携させることで、NetCrunch で収集したデータをWeb ブラウザ経由でグラフ化できます。多彩なグラフを用意しており、利用者の目的に合った表示方法を選択できます。(GrafCrunch の画面は英語のみ)
グラフィカルビューによる多彩な作画機能
より強化されたグラフィカル機能では、これまでの監視対象ノードのマップ画面としてだけでなく動的に変化するグラフや描画などのウィジェットを組み合わせることで多彩な編集・表示できます。またビュー画面を編集するための専用のエディターもご利用いただけます。
遠隔ネットワークの監視や監視動作時の負荷分散
監視プローブという軽量な監視エージェントを用意しました。踏み台として利用できるWindowsサーバ機器に監視プローブをインストールすることで、監視プローブから監視対象に対して様々な監視動作を行います。これにより、NetCrunch 搭載サーバーと直接通信ができないデバイスの監視動作であったり、NetCrunchサーバーの監視動作の負荷分散することができます。