Q1: |
トレンドビューアの縦軸の表示単位は変更可能でしょうか。 |
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A1: |
トレンドビューアでは、縦軸の表示単位を変更することはできません。チャート内をドラッグすると、表示範囲の拡大が可能です。 なお、トレンドデータに対して四則演算・最大最小演算を行い、その結果を新たなトレンドデータとして扱える、仮想パフォーマンスカウンタの機能がございます。カウンタ値の単位を変更した計算値をトレンドビューアで表示することができます。 |
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Q2: |
イベントログのイベントプレビューの表示方法を自由にカスタマイズ可能でしょうか。 |
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A2: |
残念ながら変更することはできません。 |
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Q3: |
カウンタの取得を設定する際に、値/秒のオプションを付属することで、カウンタはその瞬間の値を取得するようになりますか? |
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A3: |
積算値を持つタイプのカウンタでは、現在の時点のカウンタの値からひとつ前の時点のカウンタの値を引き、それを監視間隔で割ることで、1秒あたりの値を算出します。従って瞬間値ではなく、監視間隔の平均値となります。 |
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Q4: |
ノードの監視プロパティの「拡張」タブにある「ポリシーに使用される監視機能を自動的に有効化」オプションの機能について、ご教示ください。 |
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A4: |
具体的な例を挙げて説明をさせて頂きます。まず、下記の条件のノードが存在するとします。
- Windowsノード
- 単純監視が無効
- [ポリシーメンバーシップ]に[Windowsサーバー]が含まれている
※監視ポリシーマップ[Windowsサーバー]では、ポリシーにWindowsパフォーマンス監視が含まれている
このノードに対して、Windows監視を無効、[ポリシーに使用される監視機能を自動的に有効化]を有効にしますと、ノードのWindows監視が自動的に有効に変更されます。
これは所属する[ポリシーメンバーシップ]のポリシーにWindows監視機能を使用する必要があるため、Windows監視機能を自動的に有効化しております。従って、[ポリシーに使用される監視機能を自動的に有効化]ではノードが所属する[ポリシーメンバーシップ]の監視ポリシーマップを示しているとお考えください。
このオプションが適用されるのは、Windows監視に限らず、SNMP監視、Linux監視などについても同様です。また、ノードの単純監視が有効になっている場合は、ネットワークサービス監視以外を行いません。従って、[ポリシーに使用される監視機能を自動的に有効化]を有効にしておりましても、Windows監視などが有効化されることはございません。 |
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Q5: |
ノードの監視プロパティの[拡張]タブにある、[ノードサービスイベントを抑制]オプションの機能について、ご教示下さい。 |
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A5: |
NetCrunch では、監視している全てのネットワークサービスがDOWNした場合に、ノードがDOWNと判定します。そのため、ノードDOWN時には、ネットワークサービスDOWNイベントも発生します。[ノードサービスイベントを抑制]オプションを有効にすることで、ノードDOWN時に発生するサービスDOWNイベントを抑制することができます。 ※[ノードサービスイベントの抑制]の機能は、Premium XEの機能です。 |
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Q6: |
ノードの監視プロパティの[拡張]タブにある、[イベント抑制の除外]オプションの機能について、ご教示下さい。 |
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A6: |
このオプションは、監視依存関係が設定されているノードにおいて、利用できる機能となります。スイッチに2台のPCが接続しているという例を用いて、機能をご説明します。
- スイッチを親ノード、2台のPCを子ノードとして、監視依存関係を設定します。
- 親ノードでは[依存ノードからのイベントを抑制]が有効になっています。
- 子ノードAでは[イベント抑制の除外]が無効、子ノードBでは[イベント抑制の除外]が有効となっています。
- 親ノードがDOWNします。
- 監視依存関係により、子ノードAもDOWN状態となりますが、ノード、サービスのDOWNイベントは発生しません。
- 監視依存関係により、子ノードBもDOWN状態となり、ノード、サービスのDOWNイベントが発生します。
※[ノードサービスイベントの抑制]の機能は、Premium XEの機能です。 |
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Q7: |
Webサイトへのアクセスの分析などはできますか? |
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A7: |
NetCrunch の機能としては、Webページのアクセス解析を行うことはできません。しかし、Webサーバがアクセスログを記録している場合には、Windowsイベントログ、SNMPトラップ、Syslogを利用して、イベントを発生させることは可能です。 |
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Q8: |
アラートアクションの「音の再生」は、リモート端末上で実行可能でしょうか? |
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A8: |
「音の再生」アクションは、NetCrunchサーバ上の音声ファイルを実行するアクションとなっております。そのため、「音を鳴らす」アクションを、リモート端末で実行させることはできません。また、NetCrunchサーバに、スピーカーなどの音を出力する装置が必要となります。 リモート端末上に、「音を再生するバッチファイル」などを用意し、「Windowsスクリプトの実行」にて、リモート端末上の「音を再生するバッチファイル」を実行することで、リモートPCで「音を再生」することは可能です。 |
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Q9: |
どこで最新のNetCrunchを入手できますか? |
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A9: |
製品をご購入されたお客様専用のWebサイト「MyAdRem」(https://www.myadrem.com/jp)から常に最新版をダウンロードいただけます。ご購入後にAdRem Software社から送られるEメールに記載のID、パスワードを使用して、直接このサイトにログインし、最新の NetCrunch、およびライセンスファイルをダウンロードすることができます。 |
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Q10: |
評価版のデータを正規版に引き継ぐことは可能ですか? |
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A10: |
はい。評価版にNetCrunchのライセンスをインストールすることで、正規版への移行が完了します。 |
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Q11: |
Windowsのアップデートは実行しても問題ありませんか? |
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A11: |
Windowsのアップデートにより問題が発生する可能性はございますが、通常は問題なく適用できています。アップデートに関しましては、お客様のご判断にお任せしています。また、アップデートにより何らかの問題が生じた場合でもサポートは行いますが、弊社で検証・確認できる範囲でのサポートとなります。 |
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Q12: |
NetCrunchを現在のサーバから他のサーバへ移行する際の手順を教えてください。 |
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A12: |
具体的な手順としては、下記のとおりです。
- アトラスをエクスポートします。
- 現在使用しているNetCrunchをアンインストールします。
- 新しいサーバにNetCrunchをインストールします。
- NetCrunchにライセンスをインストールします。
- NetCrunchにアトラスをインポートします。
なお、一部の設定はアトラスのファイルに含まれておりません。詳細は、マニュアルをご参照願います。 |
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Q13: |
アラートアクションは複数設定することは可能ですか? |
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A13: |
はい、複数のアラートの設定が行えます。また、イベントに応じてアラートの設定時間や宛先設定が行えます。 |
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Q14: |
特定のイベントが数回起こった際にアラートアクションを実行することは可能ですか? |
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A14: |
イベントが発生した回数をカウントすることはできません。イベント発生後、任意の時間が経過したのちも事象が発生している場合に、アラートアクションを実行することは可能です。 |
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Q15: |
ノード1つ1つにイベントやアラートアクションを設定する必要がありますか? |
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A15: |
ノード単位だけではなく、アトラス単位、マップ単位で監視ポリシーを設定できるので、上位の監視ポリシーにて設定し、ノードに継承することも可能です。また、継承したイベントを無効化することや、アラートアクションを上書きすることも可能です。また「監視ポリシーマップ」の機能により、任意のノード、任意の条件を満たすノードといった単位で監視設定を割り当てることができます。 |
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Q16: |
定義済みネットワークサービスにない、他のポートを監視することはできますか? |
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A16: |
はい。NetCrunchコンソールから、NetCrunchオプションの[監視]→[ネットワークサービス]→[定義]にて、ネットワークサービスの定義を追加することが可能です。 定義方法としては下記のものがございます。
- 既存サービスの複製(既存サービスを基本に異なるポートを使う定義を作成)
- 単純なTCPポート確認サービス定義の作成(指定したポートが開いているか確認するネットワークサービスの定義を作成)
- 白紙から作成(新規サービス定義を白紙から作成)
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Q17: |
NetCrunchを使用して、不良パケットを送信しているイーサネットデバイスもしくは過剰トラフィックを起こしているデバイスをスキャンすることは可能ですか? |
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A17: |
可能です。NetCrunchではSNMPカウンタに対して閾値(しきい値)を設定することができます。各デバイスやスイッチのパケットエラーに関連したカウンタを監視して、エラーパケットの最も多いセグメントを見つけることができます。「トップネットワーク使用者」に関しては、最重要デバイスにおける適当なカウンタ、例えば「Bytes Transmitted and Received」といったカウンタを監視することができます。SNMPプロトコルを使用したくない場合は、NetWare、Linux、Windows といったシステム特定カウンタを読むことで監視することができます。 |
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Q18: |
PINGの応答遅延が起きている場合、アラートを挙げることは可能ですか? |
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A18: |
可能です。NetCrunchではPINGの応答が5秒間無い場合が3回続けばノードのネットワークが死んでいると判断する方法もあります。また、可用性しきい値として、同一項目に複数設定を行い、重要度やアラートを分ける方法や、レスポンスタイムに10m/sec以内と100m/sec以内という設定を作り、前者だと問題なく、後者だと回線が混雑しているというメールを管理者に送る等の設定ができます。 |
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Q19: |
1つのデバイスに対して、複数のインターフェースがあるノードがあると思いますが、そういったものの表示はどうなりますか? |
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A19: |
1つのIPにつき1つのノードが検出されますので、複数インターフェースのあるデバイスはそれぞれノードとして表示されます。それぞれのノードに対して、主要I/F、二次I/Fの関係を設定することが可能です。この場合、主要I/Fに対してのみ詳細監視を行い、二次I/Fは死活監視のみ行います。 |
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Q20: |
サービス監視パラメータのリピートカウントと補足リピートカウントは何を示しているのですか。 |
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A20: |
リピートカウントは、サービス監視を行うときに発信する監視用パケットの個数です。補足リピートカウントでは、リピートカウントの個数内で応答が1回もなかった場合に、再度発信する個数です。 |
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Q21: |
PINGタイムアウト後、5分後にもダウンしていればアラートを出す、復旧していれば出さないというような設定は可能ですか? |
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A21: |
可能です。ホストがダウンした際に、アラートとして5分後に管理者にメールするという時間の幅を持たせることが出来ます。その際に逆の設定にてホストがアップした際にはアラートを無効にするというような設定をして頂くことができます。 |
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Q22: |
ハードウェア監視として、マザーボードの不具合やハードディスクの破損等を監視したいのですが、どのような設定が考えられますか? |
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A22: |
ハードウェア監視のSNMP MIB情報を持つSNMPエージェントが必要です。MIB情報を監視したり、NetCrunchにSNMPトラップを送信することで監視を行う方法が考えられます。WindowsイベントログやSyslog等でハードウェア監視情報が出力されていれば、これらで監視を行うこともできます。 |
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Q23: |
監視を一定時間無効にすることは出来ますか? |
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A23: |
アトラス、マップ、ノード毎に監視を有効/無効にするといった設定が行えます。この機能により、メンテナンス時など、一時的に監視を止めることも可能です。また、アトラスやノードでは、プロパティの画面にて、監視の時間制限を設定することも可能です。 |
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Q24: |
アラートからのEメールのメッセージは、どのような形式となりますか? |
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A24: |
テキスト、HTML形式があります。カスタマイズ可能であり、NetCrunchが保持している変数を用いることが可能です。ノード名や状態、メモ情報などを変数として利用可能です。 |
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Q25: |
時間帯によってアラート通知の連絡先を分けることは可能ですか? |
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A25: |
可能です。複数のアラート通知先を設定し、それぞれのアラートアクションに時間制限を設定します。 |
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Q26: |
アイコンはどのように決定されるのですか? |
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A26: |
SNMPオブジェクトIDもしくはSNMPのディスクリプション情報から自動で決定されます。また、独自にアイコンを変更することも可能です。 |
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Q27: |
NetCrunchイベントログの重要度は自動で設定されるのですか? |
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A27: |
重要度はお客様の運用方法に基づいてイベント設定する必要がありますので、お客様自身での設定となります。 |
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Q28: |
NetCrunchイベントログ画面を常に表示することは可能ですか? |
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A28: |
可能です。画面のレイアウトを任意に変更することができます。 |
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Q29: |
イベントログの表示範囲を指定することはできますか? |
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A29: |
可能です。マップやノード別にイベントログを表示することが可能です。また、SNMPトラップだけを表示するなど、フィルタ条件を設定することも可能です。 |
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Q30: |
SNMPエージェントで取得した情報をさかのぼってグラフ表示できますか? |
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A30: |
可能です。パフォーマンスビューでは直近60プロットのみ描画できます。例えば5分間隔で情報を取得している場合、過去300分(5時間分)描画できます。トレンドビューアを用いると、任意時点のデータを日・週・月単位のグラフで表示可能です。 |
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Q31: |
機器の設定は一度にまとめてできますか? |
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A31: |
全ての項目ではありませんが可能です。 |
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Q32: |
温度やファンの回転等、機器独自の動きを見ることもできますか? |
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A32: |
各機器が該当するSNMP MIB情報を持っていれば可能です。 |
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Q33: |
警告灯はどのような処理で光らせていますか? |
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A33: |
警告灯にSNMPトラップを送信する方法、リモートシェルの記述による動作の実行という方法があります。警告灯の仕様に依存します。 |
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Q34: |
自動検出で、あるノードを発見しないという設定はできますか? |
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A34: |
可能です。自動検出の除外リストにIPアドレスを設定します。 |
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Q35: |
ノードインデックスからノードを削除した場合、他のマップからもノードは自動的に削除されますか? |
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A35: |
はい。ノードインデックスもしくはIPネットワークマップのどちらかでノード削除した場合、そのノードはアトラスから除外されます。そのため、全て画面からそのノードは削除されます。 |
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Q36: |
Linux機器にスクリプトを実行する際、NetCrunch端末のローカル上で実行されるのですか? |
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A36: |
いいえ。そのLinux機器上になります。IDとパスワード、root権限が必要な場合は、rootパスワードが必要になります。SSHでリモート接続し、その機器上で実行されます。 |
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Q37: |
Windowsイベントログの常時監視を行いたいのですが、NetCrunchでどのように設定すれば良いですか? |
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A37: |
通常のイベントと同様に、監視ポリシーにてイベントの定義を行います。その他、ノードのWindowsのエージェントレス監視の設定と、NetCrunchオプションの[監視]→[Windowsイベントログ]の設定が影響します。 |
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Q38: |
WMIツール(Windows管理ツール)で行えることについて教えてください。 |
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A38: |
Windows機器の遠隔マシンの情報(OS、プロセス、稼動しているサービスなど)を収集することが可能です。またマシンの再起動、強制終了を行うことも可能です。 |
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Q39: |
リモートアクセスライセンス(5ユーザ)を使用する際、6人目はどうなりますか? |
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A39: |
接続エラーが表示されます。 |
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Q40: |
ノード単位でなくマップ単位でレポートの作成することは可能ですか? |
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A40: |
はい。マップの監視ポリシーにてレポートのデータ収集定義を行うことで、マップ単位でのレポートを作成することが可能です。 |
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Q41: |
Windowsのエージェントレス監視に利用するユーザアカウントは、Administrator権限が必要ですか? |
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A41: |
はい。Administrator権限を持つユーザを指定する必要がございます。Windowsドメインユーザを指定することもできます。 |
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Q42: |
デモンストレーションアトラスの使い方を教えてください。 |
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A42: |
デモンストレーションアトラスは、ダミーNW環境で動いているので、製品説明する際などに設定なしでNetCrunchの製品概要を説明できます。 |
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Q43: |
パフォーマンスビューにてラウンドトリップタイム、アベイラビリティについてはどのように測定をしていますか? |
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A43: |
ラウンドトリップタイムについてはpingなどネットワークサービスの応答時間を見て測定しています。アベイラビリティについてはNetCrunchの稼動時間中かつ日・週・月の範囲で、ノードがUpしていた時間から算出しています。 |
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Q44: |
パフォーマンスビューなどで、SNMPのOIDでMIBを指定する場合、Index値はどのように設定するのですか? |
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A44: |
OIDを直接指定する場合には、OIDを入力した後にIndex値を入力することで、Index値が指定できます。最後に入力した数値がIndex値として認識されますので、「1.2.3.4.5」と入力した場合、「5」がIndex値となります。 |
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Q45: |
NetCrunchの基本機能以外に、運用またはカスタマイズによる対応は可能ですか? |
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A45: |
NetCrunch自体のカスタマイズ対応については承っておりませんが、NetCrunchの機能を利用した運用方法等につきましてはご相談下さい。 |
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Q46: |
各カウンタ値を加工して描画することは可能でしょうか? |
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A46: |
仮想パフォーマンスカウンタを利用することで、元のカウンタを加工し使用することが可能です。カウンタ同士や、カウンタと数値の四則演算などが可能です。 |
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Q47: |
Windowsのプロセッサ関連カウンタの『hrProcessorLoad\_Average』に関して、マルチコア環境の場合、すべてのCPU平均使用率が表示されているのでしょうか。 |
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A47: |
はい。『hrProcessowLoad\(_Average)』では、全てのCPUの平均使用率の値を取得致します。例と致しまして、デュアルコアの場合、2つのプロセッサ使用率を足して、2で割った値となります。 |
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Q48: |
パフォーマンスビューを閉じても、データの収集は続行されますか? |
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A48: |
パフォーマンスビュー以外の方法(アラート定義やレポートデータ収集など)でデータが収集されている場合は、パフォーマンスビューを閉じても収集は続行されます。その他の設定で収集されていない場合は、データは収集されなくなります。 |
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Q49: |
自動検出において SNMPデバイスは監視対象にし、ICMP 応答のあるものはマップには追加するが監視対象外にする事は可能でしょうか。 |
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A49: |
可能です。自動検出時においてSNMPが利用できずICMPに応答があるものは、”単純監視”のノードとすることができます。単純監視とはPingのみの監視かつ、Down/UP状態はマップ上でのみ把握でき、イベントログへの記載や、アラートアクション(メール通知等)は行わない状態です。 |
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Q50: |
サーバ及びネットワーク機器のアラートで警告灯を点滅させる設定をご教示下さい。 |
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A50: |
ネットワーク経由の場合リモートシェルコマンドやSNMPの書き込み、USB経由の場合は警告灯添付のコマンドツールで点滅させることができますので、 NetCrunchのアラートアクションとしてWindowsプログラムの実行やスクリプトの実行を利用し、これらのコマンドを実行することで制御が可能です。各警告灯製品の制御コマンドについては恐れ入りますが製品のマニュアル等をご覧下さい。 |
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Q51: |
SNMPトラップやしきい値監視イベントなどが発生した際に、ノードの色を変化させることはできますか? |
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A51: |
アラートアクションの「ノード問題リストに追加」や「ノード問題リストの編集」を利用してノード問題リストに設定することで、ノードの色を黄色くすることが可能です。また、「ノード問題リストからクリア」や「ノード問題リストの編集」でノード問題リストのクリアを行うイベントを作成することで、正常に戻った際にノードが通常の表示に戻すことができます。 |
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Q52: |
ノードのステータス画面にネットワークサービスの受信率と喪失率が表示されますが、どのように計算されているのでしょうか。 |
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A52: |
ステータス画面に表示される総パケット数から、受信(%)を算出し、100(%) - 受信(%)で喪失率(%)を算出します。総パケット数は、サービスの監視開始から現在までの数を示しております。 |
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Q53: |
物理的セグメントマップはどのように描画されているのですか? |
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A53: |
物理的セグメントの描画条件に以下のものがあります。
【スイッチ側の条件】
- フォワーディングデータベース
パケット転送のために、スイッチに接続されたデバイスの情報を格納しているMIBデータです。このデータがSNMPで取得できる必要があります。
- dot1dTpFdbAddress(1.3.6.1.2.1.17.4.3.1.1)
- dot1dTpFdbPort(1.3.6.1.2.1.17.4.3.1.2)
- dot1dTpFdbStatus(1.3.6.1.2.1.17.4.3.1.3)
- dot1dBaseNumPorts
フォワーディングデータベースを持っているポートの数を保持しているデータです。このデータが取得でき、1以上である必要があります。SNMP機能を持っているL2スイッチでも、上記の条件を満たさない場合があります。
- VLANの存在
VLANを構成されている場合は、Ciscoなど一部のベンダ以外のデバイスでは、デフォルトVLANに属するノードのみが表示されます。
【スイッチ配下のノード側の条件】 ノードが検出され監視されている必要があります(IPマップに登録されている)。 また下記のような条件により、ノードのMACアドレスが取得できている必要があります。
- NetCrunchサーバのローカルネットワークに属する
- SNMP監視が出来ている
- Windowsドメインにより情報取得が出来ている。
ノードのMACアドレスは、マップの詳細タブでご確認頂けます。 |
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Q54: |
SNMPトラップ受信イベントの定義に、フィルタ条件として特定のSNMPトラップのみ除外する設定は可能ですか? |
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A54: |
指定したSNMPトラップを受信する(アラートを発生させる)フィルタリング機能はございますが、特定のSNMPトラップを受信しない(アラートを発生させない)という除外設定はできません。なお、受信した同一内容のSNMPトラップを指定時間毎に1つのアラートにまとめることは可能です。 |
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Q55: |
ノードの監視として、SNMPトラップは受信するが、SNMPの情報取得はしない場合、どのように設定をするのでしょうか。 |
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A55: |
アトラス、マップレベルで、SNMPトラップ受信イベントを作成し、ノードのSNMP管理可能ホストを無効としてください。または、ノードのSNMP管理可能ホストを有効にしてSNMPトラップ受信イベントを作成したのち、ノードのSNMP管理可能ホストを再度無効としてください。 |
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Q56: |
NetCrunchサーバ上でウィルス対策ソフトを利用する場合の注意点を教えてください。 |
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A56: |
各社ウィルス対策ソフトご利用にあたってとなりますが、NetCrunchのインストール先フォルダ、データ保管フォルダ、WindowsのTEMPフォルダについてはスキャン対象外をお願いしております。 NetCrunchは内蔵DBファイルや収集データファイルに対しての読み書きを行います。そのため、ウィルス対策ソフトがそれらのファイルを読み込み中となってしまうと、動作不良や、最悪の場合データ破壊等の可能性があるためです。 |
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Q57: |
NetCrunchが監視に使用するポートを教えて下さい。 |
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A57: |
NetCrunchが監視に使用するポートは、以下の通りです。
- ICMP
- DNS:UDP 53
- SNMP監視:UDP 161(変更可)
- SNMPトラップ受信:UDP 162(受信側、変更可)
- Syslog受信:UDP 514(受信側、変更可)
- Windows監視:
TCP 139,445 :Windows ネットワーク用ファイルとプリンタ共有
UDP 137,138 :Windows ネットワーク用ファイルとプリンタ共有
TCP 135 : DFSの管理(DCOM受信)
RPC動的ポート: DFSの管理(WMI受信)
※エージェントレス監視を行う際に上記のポートを使用します。
- Linux、 BSD、MacOSX (SSH):22(変更可)
※エージェントレス監視を行う際に上記のポートを使用します。
- Webアクセス (HTTP/HTTPS):TCP 80(受信側、変更可)
- アドミニストレーションコンソール:
TCP 12007(変更可): NetCrunchサーバーとコンソール間の通信
TCP 12010 :イベントデータベースSQLサーバーとNetCrunchサーバー/コンソール間の通信
- ネットワークサービス監視:対象の各ネットワークサービスのポート
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Q58: |
ローカルアドミニストレーションコンソールで作成したマップのレイアウトを、リモートアドミニストレーションコンソールでも表示する方法を教えてください。 |
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A58: |
マッププロパティの[自動配列]タブにて、[自動ノード配列を有効にする]の選択を外し、[共有ビジュアルマップ]を選択します。その上で、共有したいマップ(ローカルアドミニストレーションコンソールのマップのレイアウト)を変更保存しますと、他のアドミニストレーションコンソールに変更保存したマップのレイアウトが反映されます。 このオプションは、カスタムマップ(ダイナミックビュー、白紙マップ、ダイナミックポリシービュー、白紙ポリシービュー)のみ用意されております。 |
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Q59: |
プライベートMIBを利用する方法を教えてください。 |
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A59: |
MIBコンパイラにて、該当するMIBファイルをコンパイルすることで利用可能となります。MIBファイルに関しては、お客様にてご用意いただく必要がございます。 |